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禁断の裏高尾♡平日デート採集記

$です。お久しぶりです。

書かなきゃいけない活動報告がいくつか溜まってしまっていますがとりあえず記憶が新鮮な直近のものから順に消化していくことにします。

ということで、今回は24日の虫班活動報告をば。 拙い文章ですが、お付き合いいただければ幸いです。

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4月22日

 

——–日曜日である。

僕はパソコンに向かって忙しく作業をしていた。

いつもと変わらぬ休日の過ごし方。

そこへ・・・・・

 

ポヨッ♪〟

 

前触れもなしに珍妙な機械音が響いた。

———-スカイプの着信。

 

(誰だろ・・?)

 

発信者はくじ先輩だった。

 

「おぃ」

 

「なんでしょうか」

 

「火曜暇だったりする?」

 

「火曜、ですか?」

 

「採集に行こうと思うんだ、高尾に。 朝9時から」

 

(————-ほう、高尾採集・・・!)

 

新歓ムササビ合宿が雨天中止となり行きそびれた高尾。 狙っていた虫たちがいたのに・・・。 ちょうどリベンジを画策していた折だった。

 

「いいですね。 行きましょう!」

 

「え まじで行けるの? 授業は?」

 

「・・・・・・ないです!」

 

「さすが文系だな~!! 素晴らしい!」

なぜか褒められた。 でも褒められて悪い気はしないものだ。

 

「ありがとうございます!! ・・・・で、他に誰か来るんですか?」

 

「来ないよ」

 

「了解です」

 

「うん じゃあ火曜9時に高尾駅で」

 

(・・・・・高尾駅??)

 

高尾山は年に何度も採集に訪れる、虫班にとってホームグラウンドと言ってもいい山だ。

いつも京王線終点・『高尾山口駅』で降り、すぐそばの登山道から高尾山頂上を目指す。

 

「高尾山口駅、ですよね?」

 

「いや、高尾駅だよ」

 

「! ・・・・・・・まさか」

 

 

「・・・・・・・・そう 今回向かうのは、高尾山じゃあなく・・・

 

『裏高尾』

 

 

だよ」

 

「う・・・・『裏高尾』・・・・ッ!!」

 

 

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 

 

————————-こうして僕とくじさん二人きりの平日採集が決まった。

 

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4月24日

 

さて、約束の火曜がやってきた。

いつもなら日も昇りきったころに目を覚ます僕だが、この日はちゃんと7時に起きて支度をした。

天気予報の通り、空は晴れており、しかも非常に暖かい。 石垣島遠征以来約一カ月ぶりとなるTシャツ姿で家を出る。

京王線の車内では、遠足で高尾山に向かっているらしい小学生の集団と乗り合わせた。 彼らは高尾山口で降りるのであろう。

引率の教師とおどけあう子、座席に膝立ちになり一心に外を眺める子、友達同士他愛もない話で盛り上がる子。 見ていて微笑ましい。

 

(おーおー はしゃいどるね~。 そんなにパンパンなリュックを背負ってちゃ、登ってる途中でバテてしまうんじゃないのかね?)

 

シートに腰かけながらそんなことを考えているうちに高尾駅に到着。 予定より10分ほど遅れてしまった。

くじさんはすでに出口で僕を待っていた。 生きてて楽しいのか問いただしたくなる相変わらずの表情で階段に座り込んでいる。

 

「$君が遅れたせいでバス行っちゃったよ・・・」

 

「いやぁすみません まあ行ってしまったものは仕方ないですね 歩いて行くことにしましょう」

 

「はぁ・・・ そうだね・・・・」

 

さあ 楽し~いデートの始まり始まり~!

目的の林道まではだいたい一時間半ほどの道のりだという。

しばらく脇にぽつりぽつりと家々が立ち並ぶ舗装道路を行くが、実はそここそが裏高尾と呼ばれる一帯なのである。

『裏』、、、と言われると何やら不穏かつ妖しげな雰囲気を感じるが、なんのことはない、高尾山の裏手に位置する土地なので「裏高尾」。

つまり先だっての変なノリは、茶番である。

 

「ちょっと寄り道させて~」

そう言ってくじさんは細い道に入りこんでいった。

 

と言っても道なのかどうかすら判然としない。

よくわからないがついていく。・・・・

「ここだここだ」

 

どれくらい歩いただろうか、木がまばらに生えた人気のない場所でくじさんは立ち止まる。

そこには10本ほどの杉がかたまって生えていた。

 

 

「去年ここでコータスとパルナスがスギカミキリをたくさん採ったんだよ~」

 

「ここがこの前言ってたスギカミキリのポイントですか 早速探してみましょう!」

 

二人で杉の洞や根元などを 丹念にチェックしていく・・・・

 

が、いない。

あきらめかけたそのとき・・・

 

「あっ!」

驚いたようなくじさんの声。

 

「お、いたんですか?」

 

「うん・・・・ 死骸が落ちてた。。。」

 

くじさんがそう言いながら差し出した手の上には、寿命でお亡くなりになったばかりと思われる綺麗なスギカミキリが乗っていた。

 

 

「もう時期が遅いのかもね~ これは$君にあげるよ」

 

「俺が貰っちゃっていいんですか?」

死骸でも綺麗なものならちゃんと標本にできるので価値があるのだ。

 

「うん 僕もう採ったことあるから」

 

「じゃあいただいときます あざーっす」

 

その後も探索したが生きた個体は発見できず。

 

再び道路に戻り、先を目指す。

しばらく行くとY字路に出た。

 

「左の道をいくと日影沢(ひかげざわ)林道で右に行くと小下沢(こげさわ)林道だよ どっち行こうか?」

 

「どっちでもいいですけど、日影沢キャンプ場を一回見ておきたいんで左にしましょう」

 

「じゃあそうしよっかー」

 

未舗装の緩やかな道を登っていく。

 

木がたくさん生えていて、道は全般木陰になっているので涼しい。

途中、団体や夫婦連れの 、見たところ60~70代の思しき年輩の方たちが植物の写真を撮ったり観察をしたりしていた。

 

———-再び分かれ道にさしかかる。

・・・と、

 

「あれ

 

日影沢キャンプ場の営業所、焼けちゃってるじゃん」

 

「え?」

 

右手に目をやると何やら真っ黒に焦げた木造の小屋が、というより小屋の残骸が。

よく見ると警察か消防と見受けられる制服の人たちも小屋周辺に集まってきている。

 

「あの焼け落ちてる建物、日影沢キャンプ場の営業所なんですか?」

 

「うん キャンプ場を使うときはあそこであらかじめ申し込みをしなくちゃいけないんだ

朝の電車で管理所が昨日火事になったって話してるおじさんたちがいたけど本当だったんだぁ・・・」

 

前の週の土日が新歓高尾合宿だったので、雨で中止にさえならなければギリギリでキャンプ場を利用できただろう。

しかしこうなってはいつ再開されるかわからない。 またこのキャンプ場を利用できる日がくるかどうか。

残念なことだ。

 

 

「で、分かれ道だけどどうしようか・・・ こっからは結構どっちも長い登りの道になるんだよね」

 

「どっちの道も行ったことないんでくじさんに任せますよ」

 

「う~ん。。。 なんかあれだねぇ ・・・・・・小下沢に戻ってみようか」

くじさんの目が、登りはめんどいと訴えかけている。

 

「・・・じゃあそうしましょうか」

 

「うん」

 

そうして、先ほどのY字路を右へ。。。

日影沢方面と打って変わって見晴らしのいい道を雑談しながら進んでいく。

だいぶ行ったところでようやく周囲の景色が林道らしくなってきた。

 

花もちょくちょく咲いているので、蜜目当てに来る虫を狙って網で花を掬いながら歩く。

 

 

「おっ! 入った入った! コボトケヒゲナガ入ったよ~」

 

「えっ どれどれ、見せてくださいー

おお! ほんとだ」

 

「う~ん やっぱりいい虫だなぁ 僕このカミキリすごく好きなんだ~ いやー、採れてよかった」

 

僕も負けじと掬っていると、やたらと入ってくるヒナルリハナカミキリに混ざって別のシルエットが!

 

「こっちも入りましたよー!」

 

「おー よかったね~」

 

すれ違う人たち(植物の写真を撮ってる人やハイキングを楽しんでいる人たち)から

「何を採ってるんですか?」

なんて聞かれたりしながら花を掬いつつ進む。

 

「あれ? トラ系のカミキリ採れました これなんてやつか分かります?」

 

「ん? どれ? ・・・・ああっ! これトガリバアカネトラじゃん!」

 

「ああ、名前は聞いたことあります 思ったより小さいなー そこ掬ったら入りましたよ」

 

「カッコイイよねー しかもこの時期しか採れないらしいんだ 季節物はぜひ押さえておきたい 僕が今日一番採りたいと思ってたカミキリだよ」

くじさんが心なしか物欲しげな眼で僕の獲物を見ている気がする。

 

「へー そうなんですか くじさんも採れるといいっすね」

 

「あ・・・・うん ・・・よ~し、僕も頑張るぞ~!」

 

———-2人きりの行進は続く。(結論から言うとくじさんはトガリバアカネトラカミキリを採ることはできなかった。)

 

 

「あああ・・・!!」

突然立ち止まるくじさん。

 

「? どうかしました?」

 

「先週と今週英語の授業の課題、出したのに提出期限に間に合わなかったの急に思い出した・・・」

 

「あらら、期限過ぎちゃったんですか~ あれって確か半分くらいに減点されちゃいますよね~ ドンマイでーす」

 

「うちの学科は期限過ぎたら0点なんだ・・・・」

 

「え・・・ じゃあ出す意味無くないですか?」

 

「うん ・・・・・ない」

 

「・・・まああれですよ そのうちいいことだってありますよ 多分」

ここからくじさんの放つ負のオーラがより濃くなった。

 

「あ シロトラカミキリ採れたけどいるー?」

 

「くれるんすか?」

 

「いいよ~ これもう採ったことあるから はい」

 

「あざーっす」

 

「お! 今度はコボトケの♀が採れたよ! ♀は初採集だ~」

 

「ペア揃ったんですね! おめでとうございます」

 

 

こんな風に歩き続けていたらひらけた場所に出た。

 

 

「ここは昔のキャンプ場跡地だよ」

 

「へー まだまだキャンプ場として使えそうですけど・・・」

 

「そろそろここらへんでお昼ごはんにしようか」

 

「はい 俺はその辺散策してますね」

僕は途中でお腹が減ったので、歩き食いで昼食を済ませていたのだ。

 

ぶらつく。 すがすがしい気分だ。

晴れ渡った空にこの暖かさ、おいしい空気にさわやかな春風、聞こえてくる川のせせらぎ、木々のそよめき。

 

(最高のお出かけ日和だもんな~。 気分も良くなるはずだね。 ・・・でもそのせいだけじゃない感じ。 なんだろう・・・。)

 

————もしかして、くじさんとデートしてるせい・・・・・・・?

 

(—–それだけはないな。 ・・・・・! そうだった!)

 

忘れてかけていた。 今が世間で言うところの「平日」であることを。

僕ら以外の人たちは授業に仕事にあくせくと精を出しているのだ。

なんと哀れな敗北者たちよ! 空はどこまでも澄み渡っているというのに!

 

(休日はいつだって最高だけど、それが自分限定となるとさらに輪をかけて愉快なもんだ!)

 

勝利の味に酔いしれながらうっとりと空を見上げると、ルリタテハやアカタテハ、ミヤマセセリなどが飛んでいる。

その他小さな虫たちが飛び交う姿もちらほら見受けられる。

 

(本格的に春になったんだなあ・・・・)

 

そろそろ全国の虫屋たちも動き始めているのだろう。

自分も頑張らなくちゃ、なんて思う。

 

くじさんもお昼が済んだようで、あたりをブラブラしている。

・・・・こちらにやってきた。

 

「これをあげよう」

なんかのサビカミキリだ・・・。

 

「あざーっす」

 

 

「もうそろそろ引き返そうか 僕は夕方研究室にもちょっと寄りたいんだ」

 

「わかりました じゃあ戻りましょう」

時計は2時を指している。

来た道を戻りながらまた花を掬う。

しかし行きと比べて網に入る虫の数がめっきり減っている。

 

「全然いなくなっちゃってるね~ やっぱり昼も終わりになってくると虫もどっかに散っちゃうんだね」

 

「時間帯って大事なんですね さっき掬ったばっかりだから少ないってのもあるかもしれないですけど」

 

虫が採れないのでペースを上げて歩く。

すると思ったより早く林道を抜けた。

 

 

「帰りはバスに乗ろう・・・ 僕はもう疲れた・・・」

くじさんは前日例の英語の課題に追われ一時間半しか寝てないそう。 それなのに提出が無意味だったなんて、なんとも哀れな人である。

バスの運賃は220円だという。

金欠&ダイエット中の僕は歩くことを主張したが、くじさんは決して首を縦に振ろうとはしない。 その顔には、見る者の心の琴線に触れるようなえも言えぬ悲哀の色が浮かんでいる。

しかたないのでバスで駅まで向かうことにした。

ややあって道の先にバス停が見えてくる・・・・が、ラーメン二郎ばりの行列ができているではないか・・・・。 40人はくだらない感じだ。

 

「・・・・どう考えても座れませんね これじゃ」

 

「ううう・・・ 1個前の駅で乗っとけばよかった・・・ ミスった・・・」

 

バスが来る。

僕ら並び客たちが全員乗り込むともうギチギチのすし詰めである。

 

 

〝車内が大変混んでおります。。。 なるべく詰めてご乗車下さい。。。 ご協力お願いします。。。〟

 

詰めるために右足を浮かすと、すかさずその下に足をいれられた。 これでは文字通り足の踏み場がない。

おかげさまでフラミンゴよろしく片足で立たなければならない羽目に。 変な体勢なのもあってこれが想像以上に辛い。 マジ冗談キツいッス、といった心境。

おまけに背中には猛烈な負荷がかかっている。 どうやら後ろの大きなおばさまが僕の背中を背もたれかなんかと勘違いしているらしい。 勘弁してくれ・・・・!

僕はバスの側面を正面に捉えるかたちで立っていたので、目の前には座席。そして我が意を得たりという面持ちでその椅子に腰かけるお婆さん。

背後の圧力に屈せばそこに覆いかぶさるように倒れ込んでしまうのは避けられない・・・。 そうなれば阿鼻叫喚だ。

右手には虫網を持っているので左手で吊革の鉄パイプを掴んで、そうはさせじと踏みとどまる。

左手は全ての圧力を一手に引き受ける形となり、すでに血管が浮いてプルプル震えている。

 

バスはまだまだ駅に着く気配がない。

 

(・・・・くじさんは大丈夫だろうか。)

 

元気のなさには定評のある人なので心配だ。 隣に目をやってみる。

するとそこには、高齢者の隙間にがっちりと挟みこまれ、力無く垂れ下がった感じで上体だけを覗かせるくじさんの姿が・・・。

開いてはいるがもはや何も映ってはいないであろう胡乱に曇った目、重力の為すがまま無為に開きっぱなしの口、バスの揺れにシンクロする首。 ・・・・残念ながら手遅れだったようだ。

 

(今までいろいろとありがとうございました・・・・!)

 

しかし、僕も僕で刻々と限界に近づいていた。 左足がジンジンと疼く。 左手の指は真っ白だ。 一人で歩いて帰ればよかったという思いがふつふつとこみ上げてくる。

 

本気で気分が悪くなった頃、やっとバスは駅に到着した。

転げ落ちるように下車。

 

「平日なのにあんなに混むなんて・・・・ 酷かったね・・・」

 

「考えてみりゃ、お年寄りは毎日が休日ですもん。。。 勝ち目ないっすわ・・・。

(くじさんぎりぎりでこっちに戻ってこれたんだ! よかった・・・)」

 

帰りの電車では2人とも泥のように眠った。

そして終点・新宿で解散。

くじさんは研究室に向かい、僕は徒歩で1時間強かけて帰宅した。

この日は(帰りのバスを除けば)総じてなかなか乙な採集になったと思う。 またいつかこういう採集をやってみたい。

 

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以上で報告終わりです。

 

自動下書き

とうとう新年度が始まりましたね!まだまだ春休みボケのミカミです。

4月はサークル全体で様々なイベントが予定されていますが、その先駆け(?)と言いますか、春休み最後の植班活動として梅見に行ってきました♪

 

ところは青梅市、吉野梅郷。2月下旬から3月末くらいまで、様々な種類の梅の花が楽しめる都内有数の梅見スポットです。

今回の活動は3/28で、例年ならもうほとんど散り際のはずなのですが、この春は寒さが続いて開花が遅れたため、3月末のこの日でもまだ5分咲きといったところでした。現地の観光スタッフの方にお話をきくと、「満開は桜と同時になりそう」とのこと。4月はいつもの2倍、華やかな景色が楽しめるかも?

 

さて、日も高くなってきた10時半にJR日向和田駅に集合した植班員ズで、まずは梅郷のシンボル・梅の公園に向かいます。公園に植えられた梅の木は120種、1500本にものぼるそう。早咲き、遅咲きを合わせて長く楽しめるというわけですね。

4人でのんびり歩いてまず東口に到着。ここは早咲きの品種がメインで、ちょうど見ごろを迎えていました。白梅も紅梅もきれいに咲き揃っています。

そして木の植えられた斜面を良く見ると、根元にはタチツボスミレが!優しい色合いで可愛らしいです♪トカゲがアクティブに走り回ったりもしていて、春なんだなぁ、と実感しました。

まだ蕾のものも多かったのですが、本当に色々な種類の梅があります。家紋などに使われる梅のイメージは一重咲きのものが多いですが、八重咲きも綺麗ですよね!花びらの形や花のつき方もそれぞれ違っていて、見れば見るほど面白いです。真っ白な花から淡いピンク、鮮やかな紅色まで彩りも様々でした。

梅の公園のそとでも、いたるところに梅が咲いているのが吉野梅郷です。古木のある民家のお庭がオープンガーデンになっていたりして、集落全体が梅見スポットといえます。ということで今回は梅の公園を一周した後、「岩割の梅」と「親木の梅」を目指して梅郷をめぐりました。

「岩割の梅」は読んで字のごとく梅の木が岩を割ってたくましく生えています。この木にまつわる悲恋物語もあるそうですがここでは割愛。気になった方はネット、もしくは現地で調べてみてくださいね!

花はまだほんの少ししか割いていませんでしたが、やっぱり岩から生える梅の木はなかなか迫力がありました。元祖「ど根性」植物でしょうか。(大根とか、アスファルトから突き出てきたのがそう呼ばれてましたよね。)

 

「親木の梅」は吉野梅郷の梅の元祖になったといわれる木で、大聖院というお寺の裏にたたずんでいます。このお寺も梅の木が多く、他にも写真のようにぐるっとねじれた梅の木がありました。

野梅系(原種に近い梅)の木は古くなると幹がねじれてくるそうで、これも相当に長生きをしてきたようです。老木なのでエネルギッシュというより荘厳な感じがします。

 

今回のテーマは梅だったのですが、道の途中で他にも色々な花に出会えました!枯れ葉の残る地面には、オオイヌノフグリの青色がちらほらのぞいていました。塀の片隅にはタンポポも咲いています(写真右側)。この2つの花はいたるところで見られるので、個人的にちょっと愛着を感じていたり。

フクジュソウは梅の公園、中道梅園の木々の根元に集まって花を咲かせていました(写真中央)。「春の訪れを告げる花」と言われているので、これが咲いている今がまさに春の始まりということでしょうか。

山野草好きの橋○君がややテンション高めに教えてくれたのは、ショウジョウバカマとアズマイチゲでした。紫色のユニークな形の花がショウジョウバカマ。白いアズマイチゲは日のあたるときに花が開くので、途中から曇りがちだったこの日は花びらが閉じてしまっていましたが、可憐な印象の花です。

他にも見渡せばいたるところに花が咲いていて、本格的に春の訪れを感じる一日でした。

4月も桜だけでなく様々な花が咲くので、楽しいお花見ができそうです♪

以上で梅見の報告を終わります。

ルリクワ採集@奥多摩

こんにちは。虫班3年のくじです。最近少しずつ暖かくなってきて、そろそろ氷漬けの材が溶け始めるころだろうということで、奥多摩にルリクワガタ採集に行ってきました。今回の参加者は水班長、$君、スミシ、くじの4人。全員初奥多摩&初ルリクワということで、採集できるかかなり心配でしたが・・・・・・・。

池袋に6時半に集合して9時ごろ奥多摩の登山道前に到着。

で、登り始めるが・・・・・・

 

斜面がとても急で大変。写真はなだらかなところですが。この冬は研究室にずっと籠っていて採集にでかけるのは12月に丹沢にトゲフタオタマムシを採りに行った以来で、体がなまっていてきつかったです。

尾根に出たあたりから材を割りながら行くと、早速$君がトラハナムグリ系の幼虫を発見。

また登っていくと、ブナ林にでました。このあたりでいったん休憩&材を割ることにしました。すると・・・・

コルリクワガタ、カミキリの幼虫が出ました。持ち帰って飼育することにしました。水班長はアカコメツキやミヤマクワガタの幼虫を出していました。

ここで一旦昼ご飯を食べて、さらに登っていくと・・・・・ルリクワガタの産卵痕(・)を発見しましたが、中身はいない(;;)

ミズナラ林に出ました。

このあたりはまだ雪が結構ありました。

また探索してみると・・・・・・・・・・

樹洞からオオチャイロハナムグリの幼虫(ミヤマオオハナ?)、ヒラタハナムグリらしい幼虫が出ました。$君はベニヒラタムシの成虫、幼虫などを出していました。

疲れたのでチョコレートを食べていると、スミシからルリクワがでないじゃないか!とクレームが来たので、チョコレートをあげて黙らせておきました。

ここで下山の時間になったので、探索終了。もっと修行が必要だと感じる採集になりました。

目的の虫が採れなかったときはうまいものを食べて帰ると決めているので、帰りは二郎に寄りました。疲れた体に脂がしみました。

水班長、スミシ、$くんお疲れ様でした。写真ありがとう。スミシ運転お疲れ様でした。

 

あと一週間で新歓が始まります。昆虫が好きな人、昔はカブトムシ飼ってたけどまた大学で始めてみようかなって人、これから虫と触れ合ってみようかなと言う人、ぜひ生物同好会(の虫班)に遊びに来てみてください!

ヒラヤマコブハナカミキリ、スギカミキリ、ギフチョウなどの採集に連れてってくれると思います。またゴールデンウィークには八丈島でハチジョウノコギリクワガタやハチジョウカラスアゲハなどと会えることでしょう。何の虫かわかんね~って人でもとりあえず行って虫を見てみましょう!

初詣@皇居東御苑

 

こんにちは!2月になってしまいましたね~。相変わらず寒くて毛布が手放せないミカミです。

また活動から日が経ってしまいましたが、1月15日の植班活動のご報告をいたします!

 

冬は見られる花があまり多くないのですが、初詣を兼ねて靖国神社→皇居東御苑を散策しました。

靖国神社はもう1月も中旬だったからでしょうか、日曜日でもそれほど混んでいませんでした。

実は今回の活動の参加者ほとんどが靖国神社でのお参りは初めてだったりして、ちょっと貴重な体験だったかも?

植物は見られませんでしたが、真っ白なハトが鳥居にとまっていて可愛らしかったです。

神社のおみくじの結果でひとしきり盛り上がった後、東御苑へ。

 

道の途中、武道館ではヴィジュアル系?バンドのライブに人が集まっていてなかなか面白い光景だったのですが、それを横目にのんびり歩きます。その隣の科学技術館なるものの存在を初めて知りましたが、これも気になるところ。中にはなにがあるんでしょう?

 

ゆっくり歩いて20分くらいで東御苑に到着。入口のすぐ近くに天守台がありました!御苑が見渡せる位置で記念撮影。

芝生が枯れ気味でちょっとさみしい感じですが、グレーのビルと緑の木々のコントラストが都心ならではの不思議な景色です。

天守台のほかにも蔵代わりの石室や「松の廊下」跡があったりして、江戸城の名残を感じる庭園でした。入園は無料なので、そのあたりの歴史が好きな人にもオススメできそうです。

 

さて、メインの植物は・・・?

木の花はサザンカ、ツバキ、フユザクラが綺麗でした。ツバキ系の木は庭園内に広く植えられていて、白・赤・斑模様などそれぞれの種類が楽しめます。

フユザクラはその名の通り冬に咲く桜ですが、葉のない枝に白い花がちょこちょこついているのが可愛らしいです。

そしてもうひとつ、華やかな黄色のソシンロウバイも見ることができました。見た目も綺麗ですが香りも良し。

 

花がいっぱい!という感じではないぶん、木の実の色づきも楽しめました。

お正月飾りなどにも使われるセンリョウ。我が家の庭ではこの木が小鳥たちの格好のえさ場になっていますが、御苑ではさすがに食べつくされたりはしないようですね。葉の緑色と実の赤色のコントラストが綺麗です。

似たものでナンテンやマンリョウもあったのですが良い写真がとれず・・・。落葉樹のガマズミはこの時期、実だけがついたままでちょっと不思議な感じです。他にキンカン、ダイダイなど柑橘系の実も綺麗な黄色に色づいていました!

 

ツワブキも咲いていました。葉がツヤツヤしていてどことなく活力を感じます。実際、名前の由来は「葉に艶のある蕗」なのだとか。

ナデシコが咲いていたのにはびっくり!花期は6~9月が標準ですが、寒さに耐えて一輪だけ・・・。ツワブキも花期は11月あたりまでなので、東京の気温なら秋の花も結構咲き続けられるのでしょうか?

 

冬にも色々な植物が楽しめるものですね~♪葉が落ちで木肌や枯れ草の色が多い中で、花や実の色はかえって鮮やかに見えました。

まだ固い花のつぼみなども見られて、春になったらまた違う表情を見せてくれるのが楽しみです!

以上で報告を終わります。

(2/28 写真アップできました!)

対馬~愉快な4人のホームレス採集記~

2011年6月のある日の晩のことであった。アパートでのんびりとアイマス(千早ちゃんかわゆす)を見ていたところ、「お兄ちゃん 電話だよ お兄ちゃん・・・」私の携帯に着信が入る。この着信音はコータスからだ・・・・
コータス「dai、8月パルナスと一緒に対馬行かない?」第一声がこれであった。
私「行く」
誰が断ろうか。愛しのコータスの頼みを誰が断れようか。
人数に1人空きがあったので2年の九州出身のわったーも一緒に行くことになった。まあいつもの狂ったメンバーである。
*わったーを知らない人もいるであろうから軽く紹介をする。彼は大の水生昆虫好きで1人でも秋田やら岩手にゲンゴロウ採りに行くほどの虫に対する熱意をもっている自慢の後輩だ。

~中略~
準備にはかなり手間取ったが無事高速バス+レンタカーの予約+バナトラ+ライトFIT等々用意ができた。用事があったため、パルナスとコータスは先に対馬に、半日程遅れて私とわったーは高速バス+フェリーで対馬へと向かうことになった。予定は8月7日~15日であった。移動に合計3~4日間使われるので実質採集できたのは7日間程であった。狙いは対馬特産種(チョウセンヒラタ++カブリモドキ+ヒメダイコクなどなど)+オオアオ 人により様々7日~8日 (移動日)わったーと私の近くの駅で待ち合わせし、新宿へと向かう。発電機+バナトラ(サンタクロースが持ってる袋みたいになった)+大ザック+小ザック+長竿とかなりの大荷物だ・・・・ 重い・・・・・・ 100m歩くだけでかなりの体力が削られる・・・  高速バス乗り場まで無事着き、こっからは10時間程で博多につく。バスに乗る時、バナトラの袋について聞かれたが「食い物です、腐ったバナナうまいんすよ」と答えた。嫌な顔されたが乗せてくれた。ありがとうございます運転手さん。(もちろん匂いが漏れたりしないようにきっちり密封済みです)
席をみると、かなり格安のをとったので狭い・・・ しかし1年のころからせまいところで寝させられていたのでこういうところでの睡眠には訓練されている。わったーも春の八重山と千葉で訓練をした。さあ出発だ。私はアニソンモードに入る。ふと脇に目をそらしてみると、隣に座っているわったーは経済学の本を読んでいる。勤勉だな。見習わなきゃ・・・ 何もすることがないので、次に妄想タイムに入る。  そうこうしているうちにいつの間にか寝てしまったみたいだ。起きたら朝になっていた。PAによるみたいなので、ちょっくらおりてみることにした。地図を見てみるともう山口県まで来ていた・・・・あと少しで博多だ。そして、新宿を出て12時間程(途中なんかToloveるがあったみたい・・・)で博多についた。
生まれて初めての九州地方。特にすげえってもんはなにもなかったけど初めての踏みしめた土地なのでちょっと嬉しかった。こっからフェリー乗り場へと向かう。荷物重い・・・・・・っとその前に買い出しとかあったが荷物が多すぎるためわったーと代わる代わる行った。さあフェリー乗り場へ。バスにのり(最初は乗り場まで歩いて行こうかと思ったがこの荷物じゃさすがにきつい・・)、10分ほどで乗り場についた。出航までまだまだ時間があるので、わったーと港を一望できる安い料理店で昼飯をとる。なかなかの美味であった。コータスたちに連絡を取ってみると無事対馬についたそうだ。よかったよかった・・・・  のんびりしているとあっという間に出航時間となってしまった。乗務員さんに券を渡し、船に乗り込む。結構座席の数があり、しかも広い。なかなかいい船だな。40分ほどの短い船旅だが楽しめそうだ。隣のわったーはのりもの酔いしやすいため怖がっていたが、さほど揺れもなく無事に対馬の厳原港へとついた。
博多駅 九大に遊びに行きたいなあ

コータスとぱるちゃんに連絡を取り迎えに来てもらう。すでに夜7時30半。暗い・・・・。・・・・おっ携帯がなった。来たようだ。場所が分からないみたいだ。こっちはすでに彼らを把握。ダッシュで向かう。大きく手を振り、体を振り存在をアピール。気付いてくれた。荷物の場所まで案内する。私とわったーの荷物をつめると車の中はぱんぱんになってしまった。でもちゃんと乗れる。
よしっ  採集開始だ!!!!   昼の成果を聞いてみるとテンダマ・ヒラタなどちょびちょび採れたみたいだ。今からは夜の採集だ!!スーパーで食料を買い、ひたすら北へと進む。途中灯火採集をしながら、2時間程で本日の宿っていうか野宿する場所につく。車泊2人(コータス・パルナス)と外で野宿(わったー・私 去年から2人で野宿生活は鍛えているので十分睡眠はとれる)これは最終日まで続いた。この近くの雑木林ではヒラタがちょびちょび、カブトブシがわんさか(いらねえ・・・)とれた(わったー情報だとチョウセンヒラタもまじってたんだっけ?) 2時ごろ寝て次の日に備える(正確には今日・・)

9日
6時頃蚊の大群に耐え切れず起きる。わったーも同じく蚊に襲撃され起きたみたいだ。コータスたちはまだ寝ているので近くの雑木林に採集に出かけた。ヒラタやカブトがまたいた。カブトはほんとにいすぎてなえるぐらいだった。ぐるっと林をまわった後、車に戻るとコータスたちが目をさましていた。皆で朝飯を食いながら今日の予定を考える。・・・・・・・今日は昨日コータスたちが見つけた材置き場や事前に調べたポイントを回ってみることになった。 少しのんびりした後、出発した。まず、今いるところから車でちょっと行ったところにある糞虫で有名な山に行った。しかし・・・・・放牧がおこなわれていない時期だったのか牛がいない→糞がない→糞虫いない・・・・・・orz しょうがないので南下しつつ調べたポイントを回る。海岸近くの牧場で糞虫を採ったり、材置き場でテンダマを採ったりした。色々回っていたら、今日の野宿地についたらもう夜になってしまった。野宿地の近くにバナトラやライトFITを準備し仕掛ける。一通り仕掛けた後、周りで夜間の樹液周りと、もってきた発電機を使いライトトラップをした。樹液周りでは、パルナッちゃんが対馬特産種であるカブリモドキとツシマフトギスを1番手で見つけ、喜んでいた。ライトトラップの方は、光があまり強くなく成果はほとんどなかった。ゼブラぐらいかな・・・・・  そろそろ疲れたので昨日と同じく僕とわったーは外でパルナスとコータスは車中泊となった。(野宿は許可とってから行いました)
*他に、ある場所でたくさんのヒメダイコクが採れた。

10日
朝起きてみると・・・あれわったーがいない・・・ どこにいったんだろう?  探してみると・・・なんと芝生のど真ん中で寝袋に包まって爆睡していた・・・・・・・・・・  熟睡しているのでそっとしておこう
他の2人は起きていた。日が上ったばっかりだったので、朝焼けがとても美しく、コータスと2人で日が上りきるまで景色を眺めた。
登りきった辺りで、わったーも目を覚ます・・・・・  皆で朝飯を食った後、今日の行くところを適当に決める。
今日の日程は、周りの雑木林を回った後、昨日の材置き場に行き、そのあとオオシロカミキリがいそうな材置き場やカラザン(カラスザンショウ)がいい感じに咲いてそうなところを探すことにした。  雑木林を回った時には、変な遺跡の中でコウモリがいたり、樹液にネブトクワガタ来たりしていた。


・・・・
オオシロカミキリがいそうな材置き場は見つからなかったが、カラザンがいい感じに咲いているところがあった!!  ここではスネコやクスベニたんなど訪花性を持つカミキリやタマムシ(アヤムネスジタマだっけ?)が来ていた。ここでコータスのとっておきの写真が撮れたのだが、ここには載せられない・・・・  部室の方の写真をぜひご覧いただきたい。

まあまあいい採集ができ皆笑顔で次の目的地であるラーメン屋に向かう。  まだ明るいというのに採集せず何故飯食いに行くのかって? なんと残念ながらわったーはバイトがあるので明日から帰ってしまうのだ・・・・  4人で市街地にあるなかなかおいしいというラーメン屋さんに行き、うまい豚骨ラーメンを食った。   あっという間に暗くなり、この後は採集地で有名な南の山に向かった。ライトFITを仕掛けたり、夜間の樹液や老木をぐるぐるみた。  結構熱中してしまい、あっという間に22時ぐらいになってしまった。腹も減ったので市街地に行き腹ごしらえをし、北の方のある雑木林に向かった・・・・  遠い・・・・・・・
・・・・・
・・
ふう やっと着いた
ここではヒラタぐらいしか取れなかったがなかなかいいサイズのも採れ、いい採集ができた。  皆が十分採集できた後、今日の野宿地にむかった(場所は記憶にない・・・・)

11日
わったーとのお別れの日が来てしまった。午前の船で帰るので、港まで送っていく。
港についたのが出航ぎりぎりだったので(だったと思う・・)、焦ったが無事乗船でき、別れが惜しいがコータス・パルナッちゃんとともにわったーを見送った。

切りがいいので、ここらへんでひとまず休憩します。続きはまたいつか書きます。

*見送った後、コータスが港に貼ってあったポスターをみながら、
「俺もう航海士になろうかな・・・半年海に出て半年虫とりする いいかも ドゥフフフ」
と言っていてたのがなんかとてもおかしくて忘れられません。

豚鍋・植物班交代式

はじめまして。2012年度植班長を務めさせていただきます、ミカミです。
正式な任命を受けた総会からも1ヶ月経ってしまってからのご挨拶となってしまい、申し訳ありません。
至らぬ班長ですが、がんばっていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

さて、大変遅ればせながら植班長交代式についてご報告します。
去る11月26日・27日に、土樽の山小屋で植班長交代式(通称 豚鍋)を行いました。
OB・OGの方6名、現役14名の計22名の方々にお集まりいただき、和やかに式を行うことができました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

26日の夕方、まずは豚鍋!良い感じに寒くなってきた山小屋で、薪ストーブの上に鍋を据えて皆で頂きました。
今年は味噌ベースに野菜とお肉をたっぷり入れて作りました。日中の疲れもあってか皆さんなかなかの食べっぷりで、「普通の」豚鍋の具はあっという間になくなり、シメにお餅を食べていざ次のステージへ!

そう、闇鍋です。こちらも毎年恒例ですが、チョコレート、カロリーメイトなど「溶けるもの」が悲劇を起こしてきたと伝え聞いたため、持ち寄っていただいた具はその心配のないものだけに。しかしそれでも流石は闇鍋、今年もなかなかカオスな仕上がりでした。

表面に浮いたアボカド、おせんべい、パプリカのおかげで見た目はカラフル!おいしそうに見えなくもない、との声が上がりましたが、やはり幻想だったのです

アボカドも食感が微妙だったようですが、その下に潜んでいたマンゴーの甘みは味噌ベースと相まってさらに強烈だったよう。高麗人参という普段あまり目にしないような具なども入って賑やかなお鍋となりました。

しかし、そんな闇鍋も皆の力で何とか消費され、無事に植班長交代式に移行することができました。

まずは新植班長の私からご挨拶をさせていただき、1・2年生から前植班長に、これまでの感謝の気持ちを込めてプレゼントを。

そのあと前植班長から私たち1・2年生にプレゼントを頂きました!調理用のシリコーン製ざるとコンパクトな救急セット、そして植班長に受け継がれてきたという鉢巻き、さらに植物・登山関係の本とともに激励のお言葉もいただき、とても嬉しかったです。

そうするうちにも夜は更け、あとは皆でおしゃべりを楽しみながら山小屋の夜を満喫しました。

翌朝は皆でテーブルなども動かして大掃除!OBの方々のご指導もあり、綺麗になった山小屋をあとにしたのでした。

無事に交代式を終え、色々な人とお話もでき、楽しかったです。重ねてお礼申し上げます。

これからも楽しい植班活動をできるように頑張っていきたいと改めて思った2日間でした。

以上で報告を終わります。

 

☆☆☆クリスマスパーティーin山小屋’2011☆☆☆

$です。 明けましておめでとうございます! 今年も生物同好会をよろしくおねがいします。

2012年一発目の活動報告は、12月17日・18日のクリパです!

本チャンのクリスマスに一週間先駆け、山小屋でささやかながらパーティーをやってきましたよ~。

 

参加者は

3年 水班長スミさん 前山小屋幹事O谷さん 前合宿幹事兼モンハン幹事(嘘)Sさん

2年 僕 新山小屋幹事T政ことタケシ もはやレギュラーメンバーになりつつあるニューフェイス、しらどん

の総勢6名。 割と少数精鋭ですね。

 

クリパとは、生物同好会にとって毎年恒例の行事で、参加者はそれぞれ1000円程度のプレゼントを持ち寄り、それをランダムに交換するのが目玉イベントです。

誰に自分のプレゼントが渡るか、そして誰のプレゼントが自分に来るのか・・・・。 そういう〝ワクワクドキドキ〟を味わえるイベントなのです!

プレゼント選びのセンスも問われます(笑)

 

電車で一足先に出発したタケシを除く僕たち5人は、午前10時に高田馬場から車で山小屋へ向かいます。

ちなみに僕は両サイドが女の子(O谷さん、しらどん)のハーレム席だったので、山小屋の寒さを考えてブルーになっていた気分がバラ色に!!

 

東京は快晴で雲ひとつ浮かんでいませんでしたが、魔境新潟に近づくにつれ遠くにどんよりした雲が見え始め・・・

ついには雪の積もった地面が現れ始め、新潟に突入した時にはもう一面真っ白でした。

青森出身のしらどんは銀世界を目にしてハッスルしていましたが、寒いのが大嫌いな僕は反対にしょんぼりしてきました。。。

 

そうこうしているうちに僕らを乗せた車は山小屋前に。

道にはタケシのものとおぼしき足跡が。

近くにいた工事の人いわく「さっき通った人なら、『雪が深いからこれ以上進めない』と言ったら帰っていった」とのこと。。。

タケシから電話が来たので戻ってくるよう伝えて待機。 すぐ戻ってきました。

 

駐車場(?)から山小屋までの間には30mくらいの上り坂があってそこは徒歩で登らなければいけません。

しかし雪が膝上程まで積もっているため容易には進めません。

無理に進むと靴下やズボンがビショビショになってしまいます。

ここでタケシが男を見せ、人間ブルドーザーになり雪をかき分けてくれました(笑)

山小屋内はやはり寒い。 早速ストーブをつけたいところだけど、今回はプロパンガスを交換しないといけないらしいのでガスボンベを運び出す。

重い。。。 約束の時間に遅れてしまったけどガス屋さんは新しいガスを持ってきてくれました。 ありがとうございました。

新しいボンベは液化ガスが満タンに入っていてさらに重い! これをみんなで山小屋に運び込み台所にセットしました。

 

 

ガス交換が終わり、O谷さん・スミさん・タケシはいつも山小屋の管理などでお世話になっている近所の山荘のオーナーさんなどにあいさつしに出かけました。

残ったSさん・しらどん・僕でストーブに火を入れます。

火を安定させるまでが大変ですが、一回ついてしまうと楽です。

小屋内部はだいぶ暖かに。

このストーブには個人的な禍根がありますが、僕はオトナなのでそんなことは水に流して仲良くしてあげました。

 

さて、挨拶回りに出ていた3人も戻ってきたのでみんなで買い出しに。

まずはケーキ屋さんに向かい、6号サイズのフルーツケーキを注文。

出来上がるまでにしばらくかかるそうなので,その間にスーパーで食材を買い込みました。

各種お菓子、お酒、それにクリスマス気分を盛り上げるために奮発して骨付きの照り焼きチキンも!

なぜか5個しか残って無くて僕はチキンじゃなくてコロッケで我慢するはめになりました・・・・。

こういう損な役回りをいつも押しつけられるのです;;

スーパーの隣にホームセンターがあって、カメラは持ってきたもののSDカードを忘れてしまった僕はここで新しいカードと防寒用のニット帽を買いました。(ここまでの写真がないのはカードを忘れたため><)

SDは3500円くらいしたのですが、家に帰ってからアマゾンで検索すると同じものが700円程度で売っているのを発見した時は目の前が真っ暗になりました・・・(TAT)

まあそれは置いといて。。。

買い出しが済んだあとはお風呂屋さん。

冷えた体をゆっくり温めたあとは、ケーキ屋さんに出来上がったケーキを受け取りに行き、それから山小屋へ帰還しました。

 

 

山小屋に着いたら即ストーブとランタンを再点火。

温度と明りを確保してからパーティースタートです!!

ストーブをみんなで囲み、わいわいおしゃべり。

 

ランタンが放つオレンジ色の光、薪ストーブのとんがったぬくもり。

外の雪景色も相まって山小屋の中の雰囲気はとても素敵なものでしたよ^^

クリスマスにぴったりです!

空気を読んでくれたのか今回はカ○ム○もほとんど現れませんでしたv^^v

 

チキンをストーブの上で網焼きに、しらどんが持参したりんごをアルミ箔で包んで火に投げ入れ、焼きリンゴも作りました。(こんときあらゆるものを燃料にしました^^;)

お待ちかねのケーキも切り分けて、まさに宴もたけなわ。

ここでプレゼント交換会に突入!

6人で輪を作りプレゼントをグルグル回す、回す!(謎の音楽に乗せてww)

そして適当なところでぇーー! ストーーーーーーーップ!!

そのとき持ってたプレゼントを受け取ります。

僕が用意した怪獣スリッパはSさんの手に。

Sさんは結構気に入ってくれたみたいで早速はいてくれました^^

僕に回ってきたのはO谷さんの高級そうなティーセットでした! 実際2000円くらいしたそう@@;

僕的に内容的にも価値的にも一番イイものだったので嬉しかったです^^

 

プレゼント交換が終われば後はもちろん・・・・

そう、酒盛りですよ!(笑)

 

あらかじめバケツに外の雪を詰め、その中にボトルを突っ込み冷やしてあります。

ワインがおいしかったからジュースのようにごくごくとラッパ飲みしてしまった僕は自分でも知らないうちに結構酔ってしまっていたようです。

トイレに行こうと立ち上がって歩きだそうとした途端、よろめいて思いっきり転倒してしまいました。

足がふらつき「あっ」と思った瞬間景色が目まぐるしく回転して、気が付いたら床にぶっ倒れていたwww

その際お尻と左掌を強打したようでとても痛い! 特にお尻は尾骶骨にヒビでもいってんじゃないかってくらい痛くて、床で激しく悶絶しました。。。 (いまだにちょっと痛い!)

ぶっ転ぶ瞬間を目撃していたみなさんいわく、僕は思いっきり尻もちをつき、そのままお尻でツーバウンドくらいしてたそうです////

20年以上生きていますが、お尻でバウンドしたのはこれが初めてだと思います。

前回の植班交代式に引き続き、またひどい目に会ったことになります。 僕は冬の山小屋と相性が悪いんでしょうか…..(ノ_-。)

他のみんなは僕が床でのたうちまわっていても割と無頓着で、僕ものたうち甲斐がないので、仕方なく起き上がりまた飲みを続行。

 

7時ちょっとくらいに始まったパーティーですが、楽しい時間はすぐに流れるもので、時計を見ればもう深夜1時を回ってます。

翌日に運転を控えているスミさんや日中ハッスルしていたしらどんはいつの間にか寝ています。(しらどんは僕の怪獣スリッパをマクラ代わりにしていた。。。;)

まだ起きてる4人で火の番をしつつしゃべったり飲み食いしたり。

僕はSさんのモンハン3Gをやらせてもらったりもしました(笑)

ランタンがいい雰囲気出してます^^ストーブで買ってきたチキンを加熱。。。クリスマスにケーキはかかせませんよね!!しらどんが故郷青森から持ってきたリンゴで焼きリンゴ~プレゼントもテーブルに並べました♪団欒(*^^*)

 

3時ごろにはSさんもダウンし、残った3人も眠気と疲労で口数少なくなってます。

寒さも少しづつ増し、手元の薪も尽きそうに。

タケシがちょくちょく地下に薪を補充しに行ってくれました。 自分から山小屋幹事に立候補しただけはあります。

そのタケシも5時前に撃沈。。。 O谷さんと僕以外みんな寝てしまいました。

取り残されるのも寂しいのでO谷さんが地下に薪を取りに行くのを手伝いましたが、地下室は暗いし寒い!

薪を抱えたまま、酔っておぼつかない足で頼りなげな階段を上り下りするのはスリリングでした。

僕は寝袋にくるまり横になっていましたが、O谷さんはストーブの前に陣取って薪をくべてくれていました。

「火を見てると落ち着く~」なんていいながら薪をくべるそのまなざしはまさに職人そのもの(笑)

冬は山小屋が雪で潰れないか心配するあまり夢に見ることさえあるという彼女です。 溢れんばかりの山小屋愛! 仕事も完璧。

タケシにも早くこんな「出来る」山小屋幹事になって欲しいですね。

 

こうなったら最後まで起きていようと思っていた僕も知らず知らずのうちに寝てしまいました。

目が覚めると窓の外は白み始めていましたが、O谷さんが一人で火の番を続けてくれていたのには驚きました。 おつかれさまですm(_ _)m

怪獣スリッパを履いたSさん

 

O谷さん撃沈PAでお昼ごはん~

 

だんだんみんな目を覚まし、「おはよう」が飛び交います。

ぼんやりしたり朝ごはんを食べたり、それぞれが思い思いの時間を。

10時頃には片付けを済ませ山小屋を出払いました。

タケシを駅まで見送り、車で高田馬場へ。お昼に解散駅前にて解散。

寒かったけど気分は暖まったとても楽しい2日間でした! 以上で報告終わります。

(サイトの調子が悪く現時点で画像をアップできません。。。 問題が解決し次第アップします。)

雪化粧の山小屋

 

 

戦慄! 狂気の荒沢山!!

早いもんで今年ももう終わりですね・・・。 こんにちは、バイトを掛け持ちしてこの師走は大忙しの$です。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今回は植物班交代式の予備イベントとして行った荒沢山登山の報告をしますよ!

荒沢山というのは、我々生物同好会が新潟に所有している山小屋のすぐ裏手にそびえる標高1500M弱の山。

その荒沢山の登頂に、二年の僕とS沼、三年のdaiさん(3人とも虫班です。)+OB、OGの先輩方7名の、計10名で挑戦しました。

 

高田馬場で落ち合った僕とS沼は、早朝6時ごろ田無駅に到着。

そこでOBOGの先輩の車に拾ってもらい、山小屋へGO!

9時過ぎに到着。 実はすでにdai先輩および他の先輩方は前日から山小屋でスタンバイしており、僕らが山小屋に入ると朝食を取っていらっしゃるところでした。

しばし休憩したのち身支度を整え、いざ出発です。 10時前くらいだったかな。

僕ら現役組は荒沢山に登るのは初めてだったのですが、登山口が本当に山小屋のすぐ真後ろで、「こんなところに山の入り口があったなんて・・・。」と驚きました。

ということで登山は始まったのですが・・・・。

それは登山道というにはあまりに過激な道でした。

僕は登山と聞いて、舗装はされてないまでもはっきり「道だな。」とわかるような道を、みんなで談笑でもしながらするようなハイキング的な登山を想像してました。

 

と・こ・ろ・が!

 

実際に目の前に続く道は「み、道・・・??」って感じの、生い茂る腰丈の草が、よく見たらちょっとかきわけられてるなー、という感じの、いわゆる「獣道」なのです。

(途中飛び回るフユシャクを何匹か見ましたが、写真はありません。カメラを出す余裕なんてとてもなかったからです。)

そして狭い! もう狭いなんてレベルじゃない。 当然固まっていくことはできず、一列で進みます。

しかも角度が急峻な上、雪道で滑るので、まともに登るのはまず不可能。

じゃあどうするかっていうと、生い茂ってる笹をザイル代わりに引っ張って登るんです。(写真はありません。カメラを出す余ry)

幸いつかむための笹はいくらでも生えています。 それらをひっきりなしにつかんでは登りつかんでは登り。。。

しっかりつかんでないと足を滑らせた時そのまま1mくらいはお腹でずり落ちてしまいます。

そのくらい足場は悪く、急でした。

手が疲れる登山なんて、まー初めてでしたよ。

それでも最初の方はまだみんな元気で、肩越しにおしゃべりをしたり。

5分に一回くらいは誰かしら足を滑らせ転ぶんですけど、そのたびに「うわっ!」とか「ぎゃー!」なんて悲鳴も上がります。

 

しかし中腹まで来た頃にはほとんどの人が元気をなくし、たび重なる転倒で泥だらけになった両足を無言で動かし続けます。

僕も例にもれず消耗しきっていて、序盤転ぶたびワーワー騒いでいたのが、ここらへんになると足を滑らせても無表情でベシャッと倒れ、沈黙のままにムクリと起き上がってまた歩を進めるといったゾンビ状態になっていました。

葬列のように静かに進行する一行。

時刻はすでに2時前。 山登りを始めてからすでに4時間が経っています。

やっとのことで頂上近くまで到達しました。

 

しかしここにきて最大の試練に直面・・・・!

左右両サイドが5・6mの切り立った崖になっている岩場が立ちふさがっています。 (写真はry)

しかも岩肌は溶けた雪で濡れていて、滑る!

落ちたら冗談抜きに○ぬ、運が良くても骨折は免れない、そしてこんなところ骨が折れた状態ではとても下れないし、そもそも落下点から引き上げられるかすら分からない。

つまりここで滑落したが最後、ゲームオーバーです。

高所恐怖症のS沼はこの崖を見てフリーズしてしまっていました。

君子である彼は、少しでも怪我しそうなシチュエーションになるといつだって渋い表情で「危ないって~ もうやめとこうぜ~」なんてことをのたまいます。

しかし今回はガチでした。

寒さのせいか恐怖のせいか、真っ青を通り越して真っ白になった顔で、「ムリ。。。 オレ、ムリ。」と機械のように呟いていました。 その眼にはうっすらと涙さえ浮かんでいます。

冗談で「救助ヘリ割り勘で呼んで俺たちは下山しようか。」って言ったら「そうしよう。ひとり5万ぐらいかなぁ?」だって(笑) 来るとこまで来てますよね。 そもそも携帯繋がんないし!

 

とはいえ、かく言う僕も完全にビビってしまっていて、しばらく途方に暮れていました。

しかし女性の先輩が平気な顔して渡っていくのを見て「南無三!!」という気持ちで足を踏み出しました。

もう岩に抱き付くようにして全身で密着し、わずかな足場に慎重に慎重に足を乗せ、体勢を整え、深呼吸して、気持ちを落ち着けて、それからやっと次の一歩を・・・。

とにかく崖が広がる背中側だけは見ないように、足元にだけ全神経を集中させてどうにか渡りきりました。

風がほとんどなかったのが不幸中の幸いでした。 これで強風なんかが吹いてたらもうどうしようもないところでした。

生きた心地がしなかった・・・・。(後で近くの山荘のオーナーに聞いた話ですが、この山では毎年事故が起こっていて、今年もすでに一人滑落して亡くなった方がいるとか・・・・。そういうことは先に言って!(TAT))

 

この試練を乗り超えてようやく登頂成功!!

頂上、狭いです・・・・。 そして看板がしょぼすぎる・・・・。

休憩してたら後ろにいた人たちも続々到着してきました。

その中にはなんと「ここで待ってる・・・・・。」と岩場の前でうずくまっていたはずのS沼の姿も!

その表情は、今までの泣きべそ顔ではなく、自分を乗り越えた人間の強い顔になっていました(笑)

 

暗くなる前に下山しなければいけないので30分くらいであわただしく昼食&休憩を終えます。

またあの気違いじみた岩場を越えていかなければいけませんが、一度クリアした場所なので先ほどよりは楽な気持ちで渡れました。

よじ登るように登ってきた山道なので、行きの間中「これ帰りはどうやって下ればいいんだろう・・・。 はしごを降りるような姿勢で下りるのかな? だとしたら一体何時間かかるんだorz」と憂鬱な気持ちが脳内をグルグル・・・。

しかし生い茂る草や木がかえって滑落防止の手すり代わりになって、普通の姿勢でサクサク進むことができました。 嬉しい誤算!

また、特に斜面が急な所では文字通り滑り台のようにして滑り降りました。

daiさんが滑り上手でどんどん滑り降りていきます。(時折、地面に隠れている石にお尻をえぐられて「アーオ!!!」と絶叫していましたけど^^;)

もう日も沈みそうな時刻になって山小屋が見えてきたときには安堵感でいっぱいになりました。

(到着後、僕は山小屋で赤熱したストーブに誤って触れて右手を大やけどしてしまい、病院に搬送されることになるのですが、それはまた別のお話。。。。)

 

ここから植物班交代式に合流したので、後の話はそちらにバトンタッチします。^^ノ

報告終わり! よいお年を!